安定した通信環境を確保できているか?

固定ipアドレスの取得を検討する場合には通信環境の安定性も重視しておきましょう。セキュリティ面の向上やパソコンの遠隔操作といったメリットも安定した環境でネットを使えてこそだからです。

固定ipアドレスはビジネスでのネット使用においてとくに威力を発揮します。外出先や別の拠点のパソコンから本社のパソコンのデータをチェックしたり、移行することができます。しかし扱うデータの量が多くなればなるほど、またVPNなども含めて回線を利用する頻度が高くなればなるほどネットが混雑しやすくなります。大量のデータやアクセスが殺到するとサーバーが不安定になってつながりにくくなるのは周知のとおり。万一大事なデータを送受信している間にネットがつながりにくくなってしまったら…ocnではそうしたシチュエーションを考慮したうえで安定した通信環境を提供するプランも用意しています。

ネットが混雑しやすいかどうかは帯域設計や収容設計、接続方法によって変わって来ます。簡単に言えば、もともとたくさんのデータがやりとりできる環境ほど混雑しにくいわけです。そこでocnではNTTのフレッツ光回線を使用しワイドなネット回線のもとで利用できるプランを用意しています。

たとえばIPoE接続により収容設計を2倍にできるプラン、さらに通常のIPoE接続に比べてさらに3倍の帯域設計を用意したプラン。こちらは従来のサービスに比べて6倍ものワイドな設定なので混雑のリスクを大幅に減らすことができます。

さらにワイドにすることで、OSをアップロードする際には業務用に使っている通信から分離した状態で行うことも可能になっています。OSをアップロードしている間はパソコンが遅くなって使えない、通信も満足に出来ないといった不満点を改善、アップロードしながら何の不自由もなく業務用の通信を続けることができるのです。業務が終わった時間帯にわざわざ時間と手間をかけてアップロードする、といった面倒を避けられる意味でもメリットの大きなプランといえるでしょう。こうした魅力もocnの固定ipアドレスの取得の際には意識してみましょう。